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2020年「子年」不動産市場の展望

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2020年「子年」
新しい十二支のサイクルが始まる年、
そして、東京オリンピック・パラリンピックの開催される年です。

“子” は繁盛の年と言われています。
植物の枝や葉が繁茂して、特に秀でたものが頭をもたげて伸びてくる年だそうです。
夢と希望が叶えられる一年となるように期待したいですね。

2020年は何といっても世紀の祭典
“東京オリンピック”
“東京パラリンピック”
の開催ですね。

“東京オリンピック”
“東京パラリンピック”
の開催に伴い訪日観光客が、
推定で、4000万人を上回る予測です。

東京オリンピック

  • 2020年7月24日(金曜日)~8月9日(日曜日)
  • 33競技・339種目・42の競技会場で開催される

東京パラリンピック

  • 2020年8月25日(金曜日)~9月6日(日曜日)
  • 22競技・540種目・21競技会場・1都3県(東京・埼玉・千葉・静岡)

日本では東京オリンピック・パラリンピックを機にインバウンド市場の拡大が
予想されていますよね。

観光庁も、2030年には訪日観光客数を6,000万人と目標をかかげています。

インバウンドは、北海道ニセコ町のように観光地の不動産市場にも
バブルを起こしていますよね。

「人が集まるところにはお金も集まる。」 と、
言われていますから

世界的な経済変動がない限り、日本経済も国内不動産市場も安泰ではないでしょうか。

不動産市場においては、2019年に続いて、
公示価格・基準値標準価格・相続税路線価が引き続き上昇するだろうとの予想です。

オリンピックのインバウンド効果もあり、
2019年に続いて地価は上昇基調にあるでしょう。

ただ、
金融機関が不動産融資に慎重な姿勢を見せている傾向にあるので
資金調達能力が問われる一年となるのではないでしょうか。

特にこれと言った不動産市況下落の要因もなく、
2020年は上昇基調のまま、ほぼ横ばいの状況が続くと思われます。

一方、
懸念されるのが自然災害です。

2019年の台風15号・19号の大雨による被害は、生活面に及ぼす被害ばかりでなく
被災地では地価相場が下落しているようです。

最近、日本列島のあちらこちらで頻発している地震も不安要素であり、
大地震も想定されます。

30年以内に70の確率で起きると言われている首都直下地震も気掛かりです。

地球温暖化による「自然災害」「首都直下地震」が
不動産市場に及ぼす影響が危惧されます。

東京オリンピック・パラリンピック、
入管法改正に伴う外国人労働者の増加、
インバウンド効果により、
2020年の不動産市場は、
ゆるやかな上昇傾向にあるものの、
都市部・観光地・自然災害のない地区と、
地方・自然災害の多い地区との格差が広がり、
一段と二極化が進んで行くことが予想されます。

2020年「子年」

台風や大雨、地震等の自然災害の少ない年でありますように、
そして、皆様方にとってより良い年となりますように、
心から祈念しております。

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